仏事の挨拶例
法事の場合
開式の挨拶
参拝者が着席を終えたら、施主は開始の挨拶を述べます。
「本日はようこそお参りいただきました。ただ今より釋○○、故○○の○回忌法要を○○寺様の導師により勤めさせて頂きます。」
お斎(とき)の席での挨拶
おつとめ、法話の後お斎(とき)の席になりますが、施主は下座より挨拶します
- ポイント
- お寺様へのお勤めに対する謝辞
- お勤め、法話について感銘を述べる
- 参拝者にお礼
- 故人の思い出の一端
- 会食の勧める
- 参照例
- 昔の歌に「今日といい 明日と暮らして明日香川 流れて早き月日なりけり」とあります。本当に月日のたつのは早く今日は○○の○回忌となりました。この法事にあたりまして○○寺様からは大変厳粛な読経をいただき加えて、私たちに味わい深く暖かいご法話をいただき身にしみる想いです。ありがとうございました。又、○○が元気に生活したおりました頃から数々のご厚情をいただきました友人、知人の皆様方、そして親族の方々から身に余るご仏前、供物までいただき重ね重ねのご厚情にただありがとうございましたという以外にお礼の言葉も見つかりません。親の背をみて子は育つと申します。育てられた今日まで何一つ孝養らしきこともなしえなかったことを恥じ入るばかりの私にこうした仏法に導かれて生きることの大切さをあらためて教えられた思いがいたします。どうぞこれからも変わることなくよろしくお願いいたします。お手元にしつられましたものは粗末なものでございますが意のあるところお汲みとりくださいまして故人の私ども家族の知らない逸話などを聞かせいただきますなら幸いです。
どうぞ時の許す限りゆっくりご懇談ください。
今日は誠にありがとうございました。